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障害者やお年寄りに優しい手すりって?介護保険の給付対象になる

要約

ユニバーサルデザインの視点で開発されたこの手すりは、しっかりと握れ安全性が高いです。歩行者用補助手すりを屋外に取り付ける場合は、保険が使えることもあります。


ユニバーサルデザインの視点で開発された笠木形状

手すり 手すり 手すり

指掛かりが良く、3ヶ所のくぼみが握り方に柔軟性を与え、握力が弱い人や、手が小さい人にも配慮した形状です。


支持性(サポート機能)

手すり 手すり 手すり

手の大きさが変わっても握りやすい支持性(サポート機能)があります。3型・4型手すりは手の大きさを大・中・小と基本的に3種類を想定し、いずれの大きさでも握りやすくなるようにデザインしました。

カギ握りがしやすい指掛かりがあるため、手の大きさによって握るフォームは自然に、そして柔軟に変わります。さらに、転びそうになった時や斜面を上る際に、手すりをつかんで「体側に引く」、片足が不自由な時など、体を支えるために「笠木の上から押す」という動作のしやすさを考慮して、手すりの形態を決めました。


指が金具に当たりにくい安全性(セーフティ機能)

手すり 手すり 手すり

指が金具に当たりにくい安全性(セーフティ機能)をしています。手すりの幅を約6cmと広くして、指が金具に触れないようにしました。手を開いたように握っても、指掛かりがあるのでしっかりと体を支えることができます。

実験の様子の笠木形状は、様々な年代、性別による実施検証を行ない決定しました。


方向性を示してくれる誘導性(ガイド機能)

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方向性を示してくれる誘導性(ガイド機能)を備えています。視覚障害の方、あるいは照明が暗くて足下が見えにくい場合に、指を添えやすく進むべき方向を暗示してくれる「くぼみ」を手すりに設けました。目隠しで歩くと、こちらに進めという誘導をしてくれます。


開発にあたり(川原さん)

手すり

私はかつて足を怪我して、しばらく手すりに頼らざるを得ない生活を経験したことがあります。この時、既存の手すりが抱えるいくつかの問題を痛感しました。

松葉杖を使い片足に近い状態で急な階段を上る際は、片手で手すりをつかみ体重移動をしなければなりません。丸型の手すりは、無理なく力が入る「カギ握り」というつかみ方で手前にぐっと引きたいのですが滑りやすいため、親指を回してつかむ「筒握り」(対向握りともいう)を強要させられます。

しかし、片麻痺や肢体機能の低下した高齢者は十分な筒握りができません。私自身も、片手に重い荷物を持って階段を上がっている際に、よろけて手すりをつかもうとしましたが、丸型の手すりのため「カギ握り」ができず、つかみ損ねてヒヤッとした経験があります。

これがきっかけでいろいろな手すりをリサーチしました。健常者には気づきにくいのですが、手すりを握るのは体重を支えるためと考えると、グリップがしっかりしていたらもっと楽に移動できるはずなのです。また暗がり時や視覚障害の方にも安心できる、つまりユニバーサルデザインの手すりを作れないものか・・・。3型・4型手すりの開発は、そんな私自身の怪我と手すりの関係からスタートしました。


手すりの施工例

手すり 手すり 手すり

介護保険における住宅改修費の給付について

「歩行者用補助手すり」を屋外に取り付ける場合に発生する改修費用は、介護保険の給付対象となり、要介護(または要支援)認定されると以下のように給付されます。


要介護(または要支援)被保険者が実際に居住し、改修が認められた時

要介護度に関わらず1人あたり上限20万円までであれば、1割の自己負担で住宅改修工事が行えます。給付には、まず住宅改修費を自費で払い、市区町村の窓口に給付申請書等で申請します。その後、9割が払い戻される償還払いとなっています。


詳細

介護保険の対象工事の詳細は、各市区町村で異なる場合がありますので、介護保険窓口で事前にご確認ください。


【作成日:2012年6月29日】

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