洋風瓦でかわいい壁を作ったエクステリア工事【壁作りレシピ公開します】
洋風の瓦を使って、塗り壁仕上げにした施工例の紹介です。壁のデザインに変化をつけ、アイアン製品を使って洋風のイメージを実現させました。壁作りレシピも公開中です!
瓦で壁の汚れを防ぐ
洋風の瓦を塗り壁の上に乗せ、デザインと汚れ防止の2つを実現しました。レンガを使った工事は何度もやりましたが、お客様のこだわりで洋風瓦を使い、仕上げに明るい色を選択してヨーロッパの雰囲気を出した施工例です。雨だれが出ると汚くなってしまうので、塗り壁の上場には必ず傘となるものを設置してください。
下の写真を見ると壁がカーブしているのが分かります。また変化をつけるため風窓も、上面を丸く仕上げるなど細部にもこだわったデザインにしました。今回は下地の作り方から完成まで「壁作りレシピ」を公開しました。DIYでやるのは難しいですが参考にしてください。
鋳物製品の門扉とフェンス
鋳物のアイアン製品を門扉とフェンスに使いました。ヨーロッパ風の壁のデザインと調和する優美なシルエットが特徴で、個性豊かなデザインと両面同意匠が魅力です。鋳物ならではの質感の高い造形美が壁と調和して、壁と鋳物製品の両方が引き立っています。
壁作りレシピ★
ブロックに印をφ(..)カキカキ。
こんな感じでブロックにカットする印を書き込みます。
ブロックを切ります。意外とムズい(;゜∀゜) 熟練した職人技が必要な作業です。
さらにブロックをカットしていきます。ムズい( ̄▽ ̄;) 残す部分が少ないので慎重に作業をします。
完成!持ったら折れそう( ̄0 ̄;...ですね。
下地となるブロック塀を積み上げます。
下地ブロック塀はこんな感じでまぁいいな(^ー^) あとで上塗りをするので見栄えの良し悪しは必要ありません。
洋風瓦を慎重に乗っけていきます。
微調整中( ̄~ ̄;) スケールを使ってミリ単位で調整しますが、洋風瓦の数が多いので手間がかかります。
下塗り中、塗り塗り!洋風瓦の調整が終わったら、下地を塗っていきます。
下塗りが乾いたら、いよいよ上塗り開始!色があるので養生をきちんとやらないと、工事後に周りを汚してしまいます。
中塗り終えて上塗り中。何度も上塗りをすることで、あとになって下地が見えてしまう心配がなくなります。下地のブロック塀の目地が見えてしまったらアウトですね。
じゃ~ん!完成★
柔らかいシルエットが特徴のデザインです。
更新:2020年05月10日|公開:2018年08月03日