カーポートは駐車場に必須【エクステリア工事編】
要約
カーポートは大事な愛車を守るため、なくてはならない大人気商品です。新築で家を建てる人のほとんどが設置しています。カーポートの基礎を勉強しましょう。
カーポートのタイプ
片側支持タイプ
片側にのみ柱があり、柱のない方からの駐車や乗り降りがしやすいタイプです。※写真は≫カムフィNexR
後方支持タイプ
後ろ側にのみ柱があり、片側支持や両側支持に比べて駐車や乗り降りがしやすいタイプです。※写真は≫4G
両側支持タイプ
両側に柱を持つ安定感のあるタイプです。
連結タイプ・ワイドタイプ
車を2台や3台お持ちのご家庭などには、連結タイプやワイドタイプをオススメします。
■合掌セット
車2台分の広々としたスペースを確保することができます。
■Y合掌セット
2台の車それぞれの外側を広く開け放った連結方式です。
■奥行連結セット
複数の車を並べて駐車するタイプです。
■間口連結セット
中央に柱を設けて、独立したスペースを与えられるタイプです。
カーポートの強風対策
カーポートを設置される場合、強風に対応した強度が選択の重要なポイントになります。強風対策用のオプションの取付を検討してください。
風の影響を受けやすい地域
沿岸・田園地域 | 高台の住宅地で隣家などの風を遮るものがない |
付近にマンションなどの高い建物があり、「ビル風」が吹く場所 | 住宅地の入口や角地に家があり、まわりの風通しが良い |
住宅地の角地や入口ではないが、敷地の配置上、風の通りが良い | カーポートの設置場所から見て、2方向以上が空き地や、田園、公園などにより開けている |
風に対してカーポートの設置位置が不利になる場合
カーポートの設置と道路との関係
車庫入れ式
道路と直角方向に駐車する「車庫入れ式」は、前面道路の幅が4メートル以上であるか、敷地の左右に余裕が必要です。ドアを開けるスペースも考慮してください。
幅寄せ式
道路と平行に駐車する「幅寄せ式」の場合は、道路が狭くても設置できますが車の長さの倍以上の間口が必要となります。奥行も、車の幅に1メートル以上を加えた余裕が必要です。
施工上の注意
屋根などから落雪するおそれがある場所では、軒先との間隔を充分にとってください。
屋根が風であおられないように柱はできるだけ建物と反対側に施工してください。
オプション
側面パネル・着脱式サポートセット
【側面パネル】柱の外部側に取り付けでき、雨や風の吹き込みを軽減できます。
着脱式サポートセット】着脱式で、固定しやすく、収納時も柱にスッキリと納まります。また、サポート受けは埋め込みタイプとし、サポートセットを使用しない場合でも、つまずくことがないよう配慮しました。
【片側支持式の場合】強風時に備え、サポートセットの取り付けをおすすめします。また、強風時には必ずサポートセットを使用してください。
カーポート用照明
夜間でもカースペースが明るくなり、車の出し入れがしやすくなる防雨型の照明です。
外部コンセント
エクステリアの電源確保に役立つ防水ダブルコンセント仕様(100V用)です。
柱ガード
車の乗り降りによるドアの傷つきを抑制する、ゴム製の柱ガードです。取り付けねじの頭が見えない中空形状です。※写真は2本使用しております。
アルミたて樋セット
破損しにくいアルミ製の雨樋およびサドルです。
スケルトンドレインエルボ
ゴミの溜まり具合が確認しやすく、雨樋内部に詰まったゴミを取り除けます。
竿掛けセット
上45゜、水平、下45゜の3段操作が可能で、アームのスイング収納により柱からの張り出し幅を抑えます。
【作成日:2012年7月2日】