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家族で楽しむ庭|見て楽しむ庭と遊ぶための庭を考えてみましょう

要約

住宅の中で最も格式の高い座敷や客間、リビング等に面してつくられるメインの庭です。鑑賞目的の庭と実用目的(遊び)の庭を考えてみましょう。


家族で楽しむ庭|

切り株に腰掛ける女の子

住宅の中で最も格式の高い座敷や客間、リビング等に面してつくられるメインの庭です。そのため景観づくりには最も気をつかい、広い面積と十分な日照を必要とします。

前庭や門まわりに比べ、施主の個人的な趣味、希望が優先できる庭です。家族、親類、親しい友人らと楽しめる庭であるが用途や目的により、大きくふたつに分けられます。鑑賞主体の庭と実用主体の庭です。また、これらを組み合わせている庭も多く見られます。


鑑賞主体の庭

屋内から庭を眺める場合は、和室(座敷)か洋室(いす式)かによって大きく視点の高さが変わってきます。これらの主な視点の位置を中心として庭の景色を楽しめるようにする。窓を額縁に見立て景色を絵画のようにフレーム化した景色をつくることも手法の一つです。いずれにしても、庭全体を何らかのテーマをつくることがまとまりのある景色作りに必要です。

敷地が広い場合は、いくつかのテーマを組み合わせ、多様な景観を楽しむことができます。例えば、築山、池、流れ、噴水、カナール(洋風式流れ)、滝、景石、灯篭、バーゴラ、ベンチ、植栽等様々な要素を取り込み豪華に構成することができます。

敷地が狭い場合は、できるだけ広く見せるためにもテーマを絞り込みすっきりとさせることが大事です。ごちゃごちゃとたくさんの要素を持ち込まないほうがよいです。材質、色調などを統一し、ポイントとなる添景物や植栽を絞り込むようにします。


実用主体の庭

家族で楽しむ庭

実用の目的に応じて庭の構成が異なってきます。活動のためのオープンスペースを十分にとり、快適に使用できるように日当たり、風通しを良くします。

家族の趣味、目的に応じて広場、花壇、菜園等を設置し、子供が小さい場合は安全に遊べるように芝生広場や砂場等を設置します。また、野外の休息の場としてウッドデッキ、バーゴラ、テーブルセット等を設置します。バーベキューコーナーを作り、菜園でとれた野菜を使ってパーティーを行うなど、様々な楽しみ方が考えられます。

このように、家人、友人らが庭に出てくつろぐプライベートな空間であるため、生垣や塀等を目隠しのためにめぐらすことが必要な場合もあります。

【作成日:2012年6月12日】

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