玄関までの庭は派手に作りたい【エクステリア工事編】
要約
門まわりから建物の玄関までに位置する庭を指し、客を迎え入れる最初の庭です。来訪者を楽しませる工夫が必要です。
玄関までの庭は派手に

前庭とは、門まわりから建物の玄関までに位置する庭を指し、客を迎え入れる最初の庭です。門まわりやアプローチと一体となって「家の顔」となる空間で、アプローチが視点場となって眺める庭です。歩きながら景色が変わることを生かし、変化にとんだ景観をつくります。
主庭と連続性を持たせる場合もあるが、まったく違う趣の庭である場合も多いです。その場合は、主庭との境界部分には袖垣等何らかの仕切りを設置し、自然ではあるが連続性を切るしつらえをしなければなりません。
人の目を引きつける工夫
主庭がプライベート性が高いのに対し、前庭は多くの人の目にふれる機会の多い庭です。よって前庭は人の目を意識しおろそかにつくることはできない場所であります。
前庭は、主庭ほど敷地を広くとらないが、風通しを良くし、開放感のある明るい空間とします。さらに、植栽等で変化をつけ、奥行き感を出す工夫をします。
【作成日:2012年6月12日】