竹垣の代表例は3つ【エクステリア工事編】
要約
昔ながらの竹垣は普通の家では見かけなくなりましたが、アルミ材と樹脂材を使って似せた竹垣が最近よく施工します。風合いは劣りますが、長持ちします!
竹垣の概要
竹垣は竹を素材とした日本の伝統的な垣根の手法です。竹垣の多くは丸竹や割竹などで作られるが、竹の穂を用いたものもあります。主に、マダケ、モウソウチク、クロチク等が用いられ、冬に収穫されたものを良質とします。
竹垣は和風の建物や門まわりに調和する囲いとして用いられるが、庭の中につくられることも多いです。
竹垣の種類
囲いに用いられる竹垣は、敷地と敷地外を仕切る仕切垣です。庭の中に作られる竹垣には。仕切垣と袖垣があります。
仕切垣
仕切垣は、庭内の風景を仕切ることが目的です。目隠しを目的としたものとして、建仁寺垣、御簾垣などがあります。垣間見せることを目的とした四つ目垣もあります。また、園路沿いに設置される仕切垣に金閣寺垣、竜安寺垣があります。
袖垣
袖垣は建物から袖のように出した垣根で、部分的に遮蔽をすること、建物と庭に自然な連続性を図ることが目的でです。
加工品
自然の竹でなく、アルミ材や樹脂材などの竹に似せて作った人工の素材を使ったものもあり、風合いは劣りますが耐久性があります。
【作成日:2012年6月12日】