エクスクラフト【エクステリア専門店】

エクステリアと庭並みのデザイン|庭には3つの役割があります

要約

庭には3つの役割、「観賞する庭」、「生活を楽しむ庭」、「サービスヤード」があります。太陽がいっぱい当たる、南側の設計を良く考えることがポイントです。


エクステリアと庭並みのデザイン

道路の位置と住宅の配置によって、庭の作りが街並景観影響を与える場合があります。例えば、屋敷町では、見越の緑や庭木が塀越しに見られ、気持ちのいい印象を受けます。


主庭を道路から見て、どちらにとるかによって街並の見え方や日照環境も変わります。庭には「観賞する庭」、「生活を楽しむ庭」、「サービスヤード」の3つの機能があります。いわゆる主庭として考えるのは、観賞する庭、生活を楽しむ庭ですが、敷地面積が小さい場合には、屋外の庭空間をデッキやテラスなどをうまく利用して、室内の延長として積極的に利用しましょう。


観賞する庭

観賞する庭は、客間や床の間付きの和室の前に、和風庭園を造る場合や壁泉を用いたイングリッシュガーデンなどがあります。浴室の窓から鑑賞する坪庭や、玄関アプローチまわりの小さなスペースを有効に生かしたコンテナガーデンを計画することもあります。


生活を楽しむ庭

生活を楽しむ庭は、住む人の趣味や嗜好を聞き取り、家庭菜園、盆栽、スポーツの練習、子供の遊び場など、それぞれの目的に沿った屋外での自己実現を目指す場を創造するものです。

ぬれ縁、テラス、ウッドデッキなどは内部と外部との中間領域として生活にゆとりを与えるスペースであり、街並景観上も有効な手段であるので積極的に設置したいです。


サービスヤード

サービスヤードは、洗濯もの干し、カー用品や園芸用品の収納・物置など、必要な生活行為を行う場であり、あらかじめその場所を確保しておかなければなりません。時間とともに家の周辺が乱雑になり、街並景観をも阻害することとなるので、十分注意が必要です。


植栽

敷地ごとに、シンボルツリーを植えることによって街路に並木を形成します。シンボルツリーは、その家の個性の表現でもあります。庭木の一部についても、道路からの見え方を意識した配植を心がけます。道路に接する敷地境界部分は、生け垣や灌木、下草による緑の連続に心がけましょう。

花の咲く木や香りのする木、実のなる木を植えることで、四季を通して、まちのどこかで花が咲いていたり、野鳥のさえずりを聞きながら暮らせる街並となり、散策の楽しみが生まれます。

また、常緑樹や落葉樹を適切に配置することによって、緑豊かな街並を形成しながら、夏の日差しを和らげ冬に日照を確保できる快適な環境を創ることができます。地衣類は、ブロック塀、建物基礎、門柱などの足元の小さな面積であっても見逃さず、丁寧に配置すると大きな効果を生み出すことができます。

ブロック塀にツタ類を植えると、完成当初はあまり効果を期待できませんが、街並の熟成とともに緑の多い落ち着いた景観となります。


【作成日:2012年6月8日】

関連ページ

おすすめの施行例紹介

このページを読んだ人にお勧めの記事

フェイスブックで最新情報GET!